恵比寿のオフィスデザイン

事務所 内装デザイン
延床面積:約200㎡
敷地面積:-
用途:事務所
着工:2024年 7月
担当:基本設計、実施設計、工事監理
施主:東京レーベル
施工:treehopper
写真:Do-gragh

渋谷区恵比寿に本社を構える「株式会社東京レーベル」のオフィス移転に伴い、スケルトンからのオフィスデザインの提案です。

200㎡という広さを生かし、且つ、法的な排煙設備免除の適用条件である100㎡以内ごとに区画することを考慮し、大きく3つのゾーンに分けて、その時の気持ち、時間、状況に応じて、様々な働き方を許容する、働きやすいオフィス空間を目指しました。

大きく分類して「明るめの従来型の集中ゾーン」「カフェのようなリラックスしながら働けるラウンジゾーン」「打合せや面談などに使用する会議室ゾーン」と3つに分けて、それぞれの雰囲気をがらっと変えることにより、ひとつのオフィスの中に多様な居場所が生まれるように工夫しています。

実際、働きはじめた社員様にヒアリングしたところ、「朝は窓際で、光を感じながら集中ゾーンで仕事して、昼過ぎから夕方にかけてはラウンジゾーンでしっとり仕事して、時間帯によって気持ちを切り替えながら働けている」というフィードバックを頂くことができました。

当初からの要望であったバーカウンターは、夜になると社員同士の交流に使うこともでき、社内懇親会ではケータリングの食べ物・飲み物を広げて、わいわい集まる場所として利用ができます。

オフィスなのか、カフェなのか、バーなのか、わからないぐらいの居心地の良い場所を拠点に、社員同士のコミュニケーションを誘発し、社員の方の心のよりどころとなる自慢のオフィスが、これからの時代のオフィス空間ではないでしょうか。

ラウンジエリア

ソファボックス席と奥に会議室エリアの青色の壁が見える

バーカウンター

集中執務エリアのカウンター席

集中執務エリア

様々なアイデアを生み出すRBYカラーから成る会議室エリア

様々なアイデアを生み出すRBYカラーから成る会議室エリア

様々なアイデアを生み出すRBYカラーから成る会議室エリア

大きなゾーニングの考え方を整理したのち、ラウンジの提案は、下3つのパターン提案を行い、要望を抽出していく形で進めました。最終的には1番目と3番目をミックスさせるようなご要望を頂き、最終的なカタチまでブラッシュアップさせるという流れで検討をすすめました。